2007/04/29

プロフェッショナル

先般、テレビ業界で下請け制度という無責任体質が問題視された。
この報道を聞くたび、今の自分と照らし合わせてしまう。

営業専従の私。
そんな私が編集担当者として動いていた本を出版した。
厳密に言うと、編集担当者ではなく、
弊社と編集プロダクションさんとの窓口という立場で
99.99%先方さんが本を作った本が発売されたのだ。

取引のあるいくつかの編集プロダクションさんは
どれもが信頼できる相手なので
会社として「お任せ」は必ずしも間違いではない。
編集プロダクションさんの人件費も社会保険代も
弊社は負担していないし、制作にかかわる「時間」は
弊社の「時間」ではないわけだから。

ただ、まじめに出版社のアイディンテティは何?て考えると
外部の編集プロダクションさんの
素晴らしいアイディアと編集ノウハウに任せきりで
弊社の本という形にして世に出しているこの傾向、
正しいの?て考えてしまう。

新刊がある程度必要な企業規模になった弊社は
社内の編集だけではその点数をこなすのは無理だ。
当然、外部との付き合い方が重要になってくる。

営業はどれだけたくさん自社の本の販売先を見つけるかが
昔も今も一番重要課題だが、
どれだけ自社の本を作ってくれる「編プロ」を見つけるのも
昨今の出版社にとって必要な能力かもしれない。

自分たちが企画して、取材して、編集作業をして本を作っていく。
この本来出版社が有るべき姿を「プロフェッショナル」と呼ぶなら
「経済原理を優先して、信頼できる編プロに一冊本を任せて自社の発行本とする」
のも現在のプロフェッショナルである、と言えるであろう。

実はこのふたつのプロフェッショナルを両立させるのが営業だ。
なぜなら編集プロダクションさんはテレビ業界とは違って下請けではなく
あくまでも対等な対場の企業。その関係にも当然経済原理が動く。
売れる、多く売ってくれそうな出版社には編プロさんからのいい企画が届く。

要は本は売れなければならないのだ。
posted by 壬生浪士  at 23:14| Comment(3) | 記事

2007/04/14

ターバン野口

今話題の「ターバン野口」を買った。
改めて説明する必要もないだろうが、あえて紹介。

野口とはあの野口英世。
黄熱病や梅毒等の研究で知られる日本の細菌学者。
ここではそんな偉人である野口英世ではなく
日本銀行券の千円札の肖像である野口英世というのが重要なキーワードだ。

その野口英世が印刷されている千円札を折り紙と見たたて
野口英世がターバンを巻いているように折る、
または忍者の野口英世を折り紙で表現することが今ブームだ。
(他にもベレー帽野口英世などバリエーションはいっぱいありますが・・)

我が家の情報発信基地の長女に
「おとうちゃん、本屋さん行ったらターバン野口の本こーてきて」
と言われたのが3月の下旬。

ターバン野口???

ターバン=中東諸国およびインドで用いられる頭に巻く帯状の布。
野口≠野口英世かな?野口英世であるはず無いよな
ターバン野口という著者のケータイ小説???

「ターバン野口の本ありますか?」と書店の人に恐る恐る聞いたら
「はいこれです」と差し出された本が「お札おりがみ」。
知らないところでブームていろいろあるんだなあ〜と本当に感心した。

今目の前にターバン野口・ベレー帽野口・ヘルメット野口がいる。
つまり3,000円がある。

明日、所属しているソフトボールチームの年会費を払う日。
60歳を超えた監督に
「はい、ターバン野口、ベレー帽野口、ヘルメット野口
そしてキューピー樋口、しめて8,000円」
て差し出したらどうなるだろう。
常識ない大人!という烙印を貼られて
正捕手の座、剥奪されるかな。

買ってやった本。
長女は折方をものの見事にすべてクリアして
我が家では「ターバン野口」のブームは僅か2時間で去った・・・。

美本なので明日ブックオフへ持っていくと妻が言っている。
posted by 壬生浪士  at 21:38| Comment(0) | 記事