2008/10/28

地方出版社

出版の世界では、東京以外に本拠地を置く出版社を
地方出版社と呼ぶ。
著者、デザイナーなどソフト部門から
書店、取次、印刷、製本などの流通・制作関連の主要部門は
東京に集中しており、
それ以外の地域はどうあがいても「地方」である。

地方で出版が盛んな地域は
京都・大阪の関西勢と福岡・沖縄の九州勢と言われている。
それ以外に、秋田も無明舎出版に代表されるように盛んな地区だ。

もちろん東京でも「地方」出版社ではないけれど
岩田書院のように一人で堅実にその活動を続けている会社も多数ある。

そんな中
地域→地方
規模→零細
その二つを我が社は兼ね備えている。

最近その「地方」「零細」と言う言葉・立場が非常に心地よい。
東京にいれば、不必要な脅しともとれる
いろんな情報に右往左往するだろうし、
中途半端に規模があれば
毎月お金がいっぱい必要だし。

地方出版社はすべて志が崇高だ。
出版文化の原点だ!
と思われがちだが、それは違って
各社、経済活動をしている。
来月の支払いを気にしながら
今月の売り上げを気にしているのは
東京も地方も、大手も零細も同じ。

違うところは
やっぱり、なんかのんびりしてるところかな。
それは私だけの見解かも知れないけれど、
やっぱり、なんかのんびりしてるかな。

『京都手帖2009』
地方出版社ゆえに出せた企画。
そして弊社の一年で一番の重点企画商品。

そんな企画なら、他の会社では
売れ行きグラフが壁に張られるのかな?

おかげさまで今はその「のんびり」が功を奏して
売れ行き上々です。
posted by 壬生浪士  at 23:54| Comment(0) | 記事

2008/10/03

家に帰ってみて

弊社は秋に新刊が多い。
餅屋が年末に忙しい!と同じ理屈だ。
盆明けから弊社の営業が東奔西走して、
主要地区の書店を新刊促進を中心に回り、はや2ヶ月。
秋商戦も終盤を迎えている。
後は書店さんに送った本が売れるのを祈るばかり・・。

この文言、昨年も来年も使えると思う。
それほどルーティンワークの営業をしている、私。

「飽きてきた!!」も正解。
「これが飯の種!!」も正解。
「このままでいいものか!!」も正解。

今週訪問した北陸は3年前とは書店勢力地図が大幅に変わった。

我が社を取り巻く環境が変わるから、ルーティンワークでも
新しい仕事に思える。
だからこそ今、続けられている。

結局私は「書店に一冊でも多く自社の本をお届けする」
それが生きがいじゃないのか!と自分を鼓舞している。
考えすぎると自分の仕事が正か負か分からなくなる。

家に帰ってみて、初めて今回の出張でもらった注文書を眺める。
注文金額は多くなかったけれど、きめこまかい営業ができた。

自分の仕事、この三日間は大正解だった。
posted by 壬生浪士  at 22:56| Comment(0) | 記事